中国は、台湾周辺で1年以上ぶりに最大規模の軍事演習を開始し、演習を台湾の新しい総統である賴清徳氏が月曜日に就任したことに対する「挑発」の「罰」と呼んでいます。
中国人民解放軍は、台湾周辺の海域と空域で2日間にわたって行われる予定の演習は、外部からの干渉や挑発に対する「深刻な警告」でもあると述べました。
この動きは、北京が賴氏の就任に対する初の軍事的反応であり、中国共産党が「危険な分裂主義者」と非難しています。
中国人民解放軍東部戦区司令部は、陸軍、海軍、空軍、ロケット部隊が「戦場の制圧」、主要な標的への攻撃、台湾本島に近づいての航行や飛行を練習すると述べました。
台湾の国防省によると、15隻の中国海軍艦艇、16隻の沿岸警備艇、49機の軍用機が、現地時間の午後8時までに台湾海峡周辺で活動しており、そのうち35機が海峡の中央線を越えて飛行していました。